はちすずめ菓子店
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Vegan Pie & Quiche
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世界初のヴィーガンアップルパイ&キッシュ専門店はちすずめ菓子店
材料はとってもシンプル。
できるだけオーガニックで減農薬、無農薬のものを中心に選び、アップルパイは小麦粉、なたね油、自然塩、少しのてんさい糖とスパイスだけでできています。
季節の果物、野菜など地元紫波町の食材を積極的に使っています。
特にアップルパイで使われている、岩手県紫波町の南部小麦とりんごは素晴らしい品質です。
当店では卵、白砂糖を始め、バター・生クリームなどの乳製品も使っていません。
それらのアレルギーを持っている子供達も一緒に楽しめる心と体を大切に想うヴィーガンフードです。
“はちすずめ”とは、世界最小の鳥、
ハチドリ(humming bird)のこと。
「わたしはわたしにできることをしているだけ」
これは南アメリカの民話『ハチドリのひとしずく』で、
主人公のハチドリが最後に言った言葉です。
この一文に出会ったとき、私は深い気付きを得ました。
そうか、私もハチドリのように、
「わたしにできること=お菓子や料理を作ること」を
するだけでいいんだ。
この言葉に出会い、今まで趣味として楽しんでいた、
お菓子作りで生きていこうと決めました。
またハチドリの主食は花の蜜、
動物や虫を殺生しない生き方は、まさにヴィーガンな鳥。
そんなハチドリを自分のお菓子作りのお店の屋号にしたいと思い考えていた所に
ふと読み返した大好きな童話「黄色のトマト・よだかの星」の中で
宮沢賢治は、ハチドリのことを
「はちすずめ」と呼んでいました
わたしにできることをするハチドリ、ヴィーガン、そして賢治のはちすずめ
そんな必然に導かれて『はちすずめ菓子店』は誕生しました
はちすずめ菓子店は、かつて美容院だった空き家をリノベーションして作られています。
実際の空き物件を活用した都市再生手法を実践しながら学ぶ
まちづくりのための短期集中スクール「リノベーションスクール」の対象案件であり、
この出会いから事業化されたプロジェクトです。
紫波でお店を開くということは、地元のより新鮮な食材を使ってよりおいしいものをお客様に提供でき
より心も体も幸せになることができ、また地域も元気するスタート地点になります。
奇跡のような出会いやチャンスの連続、そして沢山の方々の協力を得て
「美容院それいゆ」は「はちすずめ菓子店」として生まれ変わりました。
「地元の食材で農家さんを笑顔に。
小さな商店街を活気溢れる場所に。
アレルギーの子供達とその家族、
もちろんそうじゃない人もみんなが
おいしく食べられる。
そしてみんなが笑顔になる。
そんなパイとキッシュを作ります。
調理師免許、食品衛生管理士 阿部 靜